カスタムいろは - 給弾不良のハナシ
皆さん、こんばんは~
スタッフのollです。
今回は、お客様からご相談のあった給弾不良についてお話します!
ご相談の内容は、
「最近使っている時に時々弾が上がらない時があったのが段々頻度が増して、今ではフルオートの時全く出なくなった??。」
「これって修理出来ますか?」という内容でした。
さてそれでは
まずはチャンバーパッキンから確認していきます!
▲チャンバーとバレルを分解したところ。
▲バレル後端のチャンバーパッキン。
パッキン内部にある長い突起がバレルの溝にはまります。
▲見えにくいかもしれませんが、バレルの溝が給弾口側に向いています。
P90の場合は給弾口が上になる為、必ず溝が下側になるとは限りません!
▲チャンバーを横から見た図。
▲HOPを掛けたチャンバーを後ろから覗くと、上からパッキンがせり出しているのがわかります。
▲チャンバーを本体にセットする様子。
スプリングが付いている側が本体の上側になります。
▲セット完了!
今回はパッキンに問題はないようです。
パッキンが劣化していると、給弾不良など、様々な不具合が発生してしまいます。
尚、今回当HPの「カスタムいろは」にHOPパッキンに関連した記事を書いております。
ご興味のある方はカスタムいろは「HOPパッキンの話」をご覧ください。
さて、給弾不良の調整ですが、メカBOXが後ろに後退した為、チャンバーの位置がずれて、給弾不良を起こしていました。今回の対策はロアフレームの後ろにプラ版でスペーサーを仕込む事でメカBOXの後退をおさえる事で解決しました!
▲見にくいのですがメカBOXが当たる部分がわずかにくぼんで変形しています。
ストックパイプを固定する為のビス穴の周りに、5×10mm程度の小さなプラ版を貼ります。
▲そうすることで、メカBOXの後退をおさえ、チャンバーが正しい位置に来る事で解決出来ました。
特にスタンダード電動ガンなどのプラ製フレームの場合、ストック固定用のビスを強く締めすぎるとロアフレームの変形で給弾不良になる事が多いのでくれぐれもストックやバファーチューブの締めすぎにはご注意ください。
今回ご紹介した修理の内容は、給弾不良の原因の一部です。
この他にも原因は様々考えられますので、給弾不良でお困りの方は是非お持ち込みください!