カスタムいろは - カスタムいろは 第二回
いよいよ始まりました「カスタムいろは」第二回!
前回のガスガンメンテナンスの回はお役に立ちましたか?
夏だからとガンガン撃ちまくるのもいいですが、メンテナンスにも気を配りたいですね。
さて今回は電動ガンメンテナンスのお話を。
弾が出ない、壊れた等など、修理の為に当店にお持ち込みしてくる方も多いのですが…
ちょっと待った!
その原因、メンテナンス不足にあるかもしれませんよ?
バレルクリーニング一つ取っても、メンテナンスを怠ると致命的なトラブルになる可能性も。
バレルが汚れると弾がまっすぐ飛ばないだけならともかく、弾詰まりを起こして破損したりします。
ギアが破損しまったりノズルが折れてしまったりと、大幅な分解修理が必要になるケースになることも珍しくありません。
ということでメンテナンスの初歩、代表的なマルイの電動ガン「M4A1」を使ってバレルクリーニングについてお送りしたいと思います。
まずは分解から
グリップの上部にあるフレームロックピンを抜いて・・・
アッパーフレームとロアフレームを取り外します。
このときピンを叩いてやらないと取れないこともありますが、そういう時は割り箸で叩くと傷が付かずにオススメです。
新品に近い状態だと固いこともありますので、ストックを握って親指で押し上げると取りやすいです。
で、アッパーフレームにバレルアッセンブリーが入っているのでそれを抜き出します。
引き抜いたチャンバーですが、気をつけていただきたいことが二つ。
このスプリングが引き抜いた拍子に取れてしまうことが多いので、戻すときまで外れないように注意しましょう。
それと、落したりぶつけたりするとこの部分が割れてしまいますので、丁寧に扱いましょう。
基本的に全てのエアソフトガンには、本体の長さに合ったクリーニングロッドが入っています。
その先端にティッシュを挟んで、根元のチャンバー側から差し込みます。
そのときにくるくると回しながら通すのがコツ。
ティッシュに何もつけなくてもいいの?という意見もありますが、基本的には何もつけなくてもぜんぜん大丈夫です。
で、ティッシュに付いた汚れがコレ。
ここまで汚れているとかなり危険ですね。
クリーニングが終わったらバレルを元の位置に戻してアッパーフレームとロアフレームを合体させます。
この時の注意していただきたい事が二点!
まずはここ、前出し配線タイプのM4ですとこの場所をコードが通っているのですが、これを挟まないように閉じましょう。
挟んだことに気づかないまま閉じてしまうと断線することもあります。
つぎにここ、後ろ側のフレームロックピンを差し込むこの部分ですが・・・
こんな風に外側に出ないように注意してください。
このまま閉めるとこの部分が折れてしまう危険大です!
現行のM4はここに金属製の補強パーツが挿入されていて折れにくくはなっているのですが、それでも気をつけて組むに越したことはありませんね。
これでバレルのクリーニングは完了、バレル内部はきれいさっぱりクリーンな状態になっているはずです。
サバイバルゲームを遊ばれている方は一日ゲームをやったら、その都度クリーニングすることをオススメします。
命中精度だけでなく銃本体のの寿命にまで関わってくるバレルの汚れ、しっかりクリーニングして常にベストな状態を保ちましょう!
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